おっと、正確に言うと「ゲーミフィケーションという言葉」に明日はない、です。
ゲーミフィケーションという言葉自体、色々と誤解を招きやすいものです。前もっての知識がない人たちのなかには、何でも「ゲームを作ること」だと勘違いしている人もたくさんいます。確かに、ゲーミフィケーションの流れの一つとしては、何かを「ゲームにしてしまう方法」が当てはまります。
例えば、学校の授業をゲーム化です。アメリカのある高校の先生が、生徒のモチベーションをキープしたままライティングを教えるため、人気のオンラインゲームMMOの真似をしてゲームを作りました。生徒はライティングに関する数々のタスクをこなしながら、レベルアップしていきます。もちろん学生たちはこの楽しくてエキサイティングなゲームを楽しみ、自らすすんで「勉強」に勤しみました。結果として、ゲームに参加した生徒のライティングテストのスコアが劇的に上がったのです!(私も英語のライティングは今でも苦手です。そんな素晴らしい学習方法、私も参加したかった。)
しかしポイントは、これはゲーミフィケーションのほんの一つの流れにしかすぎないこと。これが全てではないことです。
もしかしたら、来年あたりはもう何か他の言葉で取って代わられているかもしれません。