2013年10月3日木曜日

これで解決!シリコンバレーのスタートアップと日本企業、共通の悩みどころ(前半)


スタートアップ企業でお手伝いをしていて気がつくのは、意外にも北米進出された日本企業と共通した悩みがあることです。この悩みどころとは、「人」の採用です。

スタートアップ企業では、とにかく忙しいのと、採用経験がまだ少ないマネジャーが多いためか、「技術のことならともかく、人事はダメ」「何を聞いていいのかわからないから、助けて」などと、(実は人事に詳しいため)時々たのまれます。

北米に進出された日本企業でも、パートタイム・フルタイムにかかわらず、勝手が分からずに戸惑う方も多いようです。そこで今回は、ローカル社員を雇う場合の、インタビューのヒントについてです。これで、あなたも大丈夫!



1.まずは、法律的に聞いていいこととダメなことを必ず確認すること。人材派遣会社でも教えてくれるので、必ずチェックしましょう。

2.聞きたいことを箇条書きに。仕事に直結した能力に焦点をあてます。

3.そこから、それらをどうやって聞けばいいか質問を考えます。質問を考えるポイントは、出来るだけ具体的な体験や考えを聞くこと。Yes Noで答えられない経験に基づく質問を聞くと、相手の経験や人柄、対人処理能力なども見ることが出来ます。オンラインで質問例を見るのもいいいですね。http://ow.ly/ptIxl

例えば、「難しい顧客が製品について苦情をしつこく言ってきている。何度話しても納得してくれない。こんな顧客にどう対応したか。」「納期に絶対に間に合わないことが判明。顧客にはどう説明するか」など。

4.質問の英語チェックが必要なら、手軽なオンライン編集サービスも便利です。例えば、私が何度か使ってよかったのはここ。http://www.papercheck.com/business_edit.html.

こうして、少し多めの質問セットを用意しておきます。相手や職種によって、その中から質問を選びます。

これで準備はバッチリです。あとはレジメを見て、本番です。
 後半では、実際のインタビューについてお話しましょう。

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