2013年10月24日木曜日

6つの鍵を探せ! アメリカ市場で売るために

「アメリカ市場に売りたい!でも、どこからはじめたら良いのだろう。」「進出を考えているけれど、大体の流れを教えてほしい。」そんなお問い合わせをよく受けます。そこで、こうしたお悩みに答えるチェックリストを作りました。6つの鍵を探すことで、アメリカ市場で売るために必要な段階が簡単にわかります。

1.先ずはとにかく市場を探せ:
アメリカ市場と競合をよく研究し、まだ自社の製品が入り込めそうな市場を見つけ出します。ターゲットとなる市場で、自社製品が優位を保てそうなら次に進みましょう。

2.市場のサインを探せ:
最初はターゲット市場を見つけました。今度はそこで自社の製品が「受け入れられそうなサイン」を探します。

  • ·      アメリカ企業からの問い合わせがありましたか?
  • ·      英語ウェブサイトやFacebookなどソーシャルメディアへのトラフィックはどの程度ありますか?
ソーシャルメディア活用で、今はリアルタイムで市場の反応をみることができます。比較的安価なコストで出来るため、先ずは市場の反応を観察し、「行けそうだ」と手応えを感じたらGo

3.最適な価格を探せ:
価格が製品の競争力に大きく影響するのは、周知の事実です。自社製品の価値と市場での価値をよく理解し、価格を設定することが大切です。価格設定は自社のブランドポジショニングも関わってきます。一度つけてしまったら、特に上方修正は難しいもの。アメリカ市場での価格付けに自信がなければ、市場を良く知ったプライシングの専門家をアウトソーシングで雇う事もできます。

4.顧客を探せ:
顧客を見つけるには様々な方法がありますが、既にアメリカ市場の顧客がいる場合、先ずはそこから発展させましょう。Business to Businessの場合、こうした手法は特に有効です。既存顧客と良い関係を築くことができていれば、きっとビジネス発展の手助けをしてくれることでしょう。なかなかお願いしにくいと感じるかもしれませんが、やってみる価値は大です。

5.アメリカ企業との関連を探せ:
もしアメリカ大企業と何らかのビジネス関係があれば、それを利用しましょう。新規参入の場合、企業としての信用がないことはネックになる場合があります。でも、既に信用を築いている企業との関係があれば、信用を高める大きな手助けとなります。その企業とのケーススタディーや、推薦をもらうことが出来れば大きなアドバンテージとなります。

6.現地採用を探せ:
アメリカ市場でセールスをするには、最初は特に現地での採用をすることが大切です。顧客によっては、外国人のアクセントに慣れていない場合もあり、せっかくの商機を逃してしまう場合もあるからです。また現地採用で、業界の知識や既にあるネットワークをすぐに活かせる、という利点もあります。すぐに正規社員を採用せずとも大丈夫。必要な箇所を現地でアウトソーシングするほうが、成果が出るまでのスピードが早くなります。郷に入っては郷に従え、です。

頑張れ、日本企業!

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