アメリカのマーケティング・トレンド
猫も杓子も、B2C(Business to Consumers)ばかりでなくB2B(Business
to Business)もソーシャルメディアをいかに活用するか、です。キーワードはコンテンツ。
ソーシャルメディア活用B2Cですばらしいのは、やっぱりNike。例えばツイッター。新製品の性能や発表、とにかく格好良い写真も豊富な宣伝はもちろん、製品に直接関連なくても、ランナーやエクササイズする人たちをインスパイアするような事を言います。例えば、Trophies are made of gold. Champions are made of mettle.
トロフィーはゴールドで出来ている。チャンピオンは根性で出来ている。(MettleがMetal金属とかけていて、語呂もいい。)これを聞くと、「よし、エクササイズ、やろう!」って思う人もいるだろうな。 写真使いも上手いし、流石です。つい、followしたくなります。
面白いと思うのは、NikeはFacebookではNikeサッカーと称してサッカー関連のことばかりを集めています。ですが意外にも、他に人気が高いバスケなどについてはありません。サッカーとFacebookの関連が特に強い?サッカーは米国よりむしろ米国外で人気があり、海外のファンに簡単にリーチできるのがFacebookだからでしょうか。きちんと使い分けていますね。
自社製品のことばかりを話題にすると企業もありますが、これはまだソーシャルメディア途上の企業です。宣伝ばかりではお客さんにうるさがられ、unfollowされるようになったら逆効果です。
上手く自社ブランドのイメージを高めるような、そして面白くてちょっとためになる、そんなイメージ発信を続けられたらソーシャルメディア・マーケティング上級者(社)ですね。
次回は逆に、メッセージの受信についてのトピックです。
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